重複していないか?の最近のブログ記事

要らない言葉

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「接骨院の電気治療は心地よくしばしまどろむ幸せ感じ」(つれづれ)
お世話になっている接骨院の電気治療は気持ちよくて、ついついその間眠ってしまいます。よろしくお願いします。
結句ですが、「至福の時間」とした方が 良いのでしょうか? 

わたしは経験ありませんが、接骨院の電気治療はそんなに心地良いものですか。なお、「心地よく」という言葉が前にありますから、「幸せ感じ」も「至福の時間」も要らないでしょうね。

添削(口語新仮名):
「接骨院の電気治療は心地よくてついうとうととまどろんでしまう」(つれづれ)

「物言わぬ絵より顕ち来るメッセージたじろぎ聴きつ無言館出ず」(タイム)
戦没画学生の絵を観て来ました。物言わぬ絵なのに。。。

あとで「無言館」という語が出てきますから、初句の「物言わぬ絵」は言わず、「戦没画学生の絵」であることを入れたいですね。

添削:
「戦死せし画学生らの絵の霊気にたぢろぎにつつ無言館出づ」(タイム)

類似の言葉に注意

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「さらさらと心地よき音のせせらぎに秋雨降りて水音響く」(蛍窓)
家の前にある小川のせせらぎが心を癒してくれます。それも、 秋雨前線の停滞による雷雨によりゴーゴーと音をたてています。

お宅の前に小川が流れているのですか。佳き環境ですね。 雷雨でゴーゴーと音立てるのはお困りでしょうが。。。お作ですが、「心地よき音」 「せせらぎ」「水音」と、音(類似) の言葉が三度出て来ます。それなりの効果が出ておればいいのですが、この歌ではどうでしょうか? また「さらさらと」「心地よき」 も類語の重複ととられましょう。短歌は字数制限がきついですから一字一句を無駄なく、 それでいて淀みなく(リズムをもって) 語を連ねる必要があります。ところで、添え書きを参考にしますと、このお歌は前半が通常の流れ、 後半は秋雨で水量が増えた時の流れを言っておられるようですね。内容を詰め込み過ぎでしょう。添え書きがないと、 何のことかと訝る人も出てきましょう。

改作:
「家前の小流れが初秋の雷雨受けはげしき音立て躍りて流る」(蛍窓)

重複感があるのでは?

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「高みから望む田面は日を追いて鏡の如く代が整う」(実華)
家の前の小高い丘から一面の田面が見渡せます。毎日登って見ていますが日を追って代 (田植えの準備の整った水田)が出来上がり鏡のようにキラキラ光っています。

いよいよ田植えシーズンですね。お作で、「田面は・・鏡の如く」とあり「代が整う」とあるのは重複感がありますね?「田面は・・ 鏡の如く整う」でいいでしょうから。

添削:
高みから望む田面は日を追うて鏡のやうに整うてゆく」(実華)

あるいは・・・
高みから望めば日を追ひ整うて田代(たしろ) はいよいよ鏡のごとし」(実華)

もう一工夫

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お願い致します。
青空に仙丈ケ岳凛と立ち初雪光り冬の訪れ」(伊那佳)
紅葉の頃伊那から見た初雪です。「仙丈ケ岳」「凛」が好きです。

伊那の初雪は深秋でしたか。「初雪光り」とありますから「冬の訪れ」は余りにも当たり前では?他に詠みこみたいことはないのですか?もうひと工夫してみて下さい。

よろしくお願い致します

青空に仙丈ケ岳凛と聳ち初雪そむる深秋の郷

秋も詠みこみたいと思いました
秋・枯れる・紅葉・風・冷・寒・里・伊那等を使って考えましたが適当ではありませんでした。

「初雪そむる」は「初雪が染める」の意味でしょうね。つまり、伊那では晩秋の山に初雪がある・・・。それにしても「深秋の郷」を「初雪が染める」とは・・・?いや、「初雪が染める」のは「深秋の郷」ではなくて、「(凛と聳つ)仙丈ケ岳」のおつもりでしょうか?それですと語順がよくありません。(「初雪」とあるから、季節はあえて入れる必要はないでしょう。

改作例:
初雪にかがやきにつつ青空に凛と聳ゆる仙丈ケ岳」(伊那佳)

「珍しい鬮(くじ)神宮の在るを聴き祠の文字を指で撫で見る」(実華)
村(旧)の鎮守に鬮神宮があると聴き探しました。板碑合祀型供養石碑という珍しい連碑の右面に鬮神宮、左面に白旗宮としてありました。鶴岡八幡宮の源氏、山口県赤間神宮の平家に係わるものであり、双方の霊を弔い造立されたようだが、鬮神宮というのは珍しいようです。

鬮(くじ)神宮ですか。初耳です。源平に係わる神社なのですね。お作で「珍しい」とか言われなくても、「鬮」という文字で十分珍しいことがわかりますね。

改作(旧仮名):
「鬮(くじ)といふ名の神宮を探しあて祠の文字を指で撫でをり」(実華)

「窓越しに朝日さしこみぽかぽかと小春日和に笑顔こぼれる」(koihime)
あけましておめでとうごさいます。今年もどうぞご指導の程宜しくお願い致します。この歌は、晴れた日の朝日が暖かく、丸くなった猫を連想し詠いました。犬や猫が好きなのでその可愛い姿を連想しました。本日もどうぞ宜しくお願い致します。

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしく、お越し下さい。「小春日和」は「ぽかぽか陽気」のことですね。

添削(改作):
「窓越しに朝日射しこみ言うことなし小春日和に笑顔こぼれて」(koihime)

食卓に加熱二分とメモのあり昼の一餉と妻は書きゐし」(比叡)
退職後お互いに入れ違いの事があります。帰宅後妻は不在で簡単な電子レンジの用意がしてありました。結句のゐしですが、ゐきか、ゐつか迷います。また3句と結句がダブっていますでしょうか。宜しくお願いします。なお望月の歌、添削有り難う御座いました。こんかい8回目でした。毎年開かれています。

ゐし」ですと連体形止めですね。その必然性はないのでは?「ゐき」なら終止形です。ただ「ゐつ」の方が語の流れ、語感としていいようですね。しかし、そうしたことの前に、お気付きのように「メモのあり」と「書きゐ(つ)」が重複ですね。

添削:
昼の一餉、加熱二分と食卓に妻のメモあり いづくに行きし」(比叡)

(結句ですが、奥さんの行き先はわかっているのでしょうけれど、一句分空きましたので・・・。。)

「撓みつつ枝たおやかに咲き乱るる白萩紅萩とめどなく散る」(比叡)
今萩が満開です。通るのに困るぐらいはみ出しています。また散り始めています。秋全開です。宜しくお願いします。

(俗称)萩寺と言われるお寺へいきますと、本堂に至る通路に沿って両側から萩が溢れていますね。先日見てきたお寺では左側が白萩、右側が紅萩の波でした。もうかなり散ったあとだったのが残念でした。散り萩もまたいいのでしょうけれど。「撓みつつ」と「枝たお(を)やかに」とは意味的に重複していますね?

添削:
「道ふさぎ枝たをやかに咲き乱るる白萩紅萩とめどなく散る」(比叡)

「繁繁と鳴く蝉の声夕暮れの河原の道は仄明かりして」(アン)
夕焼けの空が美しかったのですがそれはもう歌い尽くされている気がして。

初句「繁繁と」は「しげしげと」と読むのでしょうか?「鳴く」と言われれば「声」は不要では?最後が「して」と開いた表現ですから、途中で一度閉めると歌全体が締まりますね。ともかく、きれいな夕焼けを敢えて詠まず、暮れゆくほの暗い河原の道を詠まれたのはさすがですね。

添削:
「しみじみと蝉が鳴くかな夕暮の河原の道は仄明かりして」(アン)

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